Mac の「画面収録」の許可を、わかりやすく解説

画面共有、スクリーンショット、ビデオ通話、画面の記憶。どれも同じ許可を必要とします。この許可で何ができるのか、どう管理するのか、そして macOS がときどき再確認を求める理由を説明します。

DejaVu チーム2026年10月19日 公開3 分で読めます

要点

  • 「画面収録」の許可があると、アプリは画面に表示されている内容を見られます。管理するのは「システム設定」›「プライバシーとセキュリティ」›「画面収録とシステムオーディオ録音」です。
  • macOS Sequoia から、アプリにこの許可を与え続けてよいか、定期的に確認を求められるようになりました。よくできたアプリは、黙って動かなくなるのではなく、アクセスを失ったことを知らせてくれます。
  • ときどき一覧を見直して、もう使っていないアプリは削除しましょう。

画面を見るアプリは、どれも同じ扉を通ります。画面を共有するときの Zoom、スクリーンショットツール、画面収録アプリ、そして DejaVu のような画面の記憶。その扉が、画面収録の許可です。macOS はこの許可を慎重に守っていて、それは良いことです。

この許可でできること

画面収録の許可を持つアプリは、画面の内容を見ることができます。ほかのアプリのものも含めたウインドウと、デスクトップです。そのための Apple の新しいフレームワークが ScreenCaptureKit で、macOS 12.3 から利用できます。アプリはこれを使って、どのディスプレイ、アプリ、ウインドウを見るかを細かく選べます。許可がなければ、アプリに見えるのは自分自身のウインドウと壁紙だけです。

システム設定では、このパネルの名前は画面収録とシステムオーディオ録音です。同じスイッチが、システムの音声も対象にしているためです。実際に何を使うかはアプリ次第で、それは開発者が明記すべきことです。

許可する方法

  1. 「システム設定」›「プライバシーとセキュリティ」›「画面収録とシステムオーディオ録音」を開きます。
  2. アプリをオンにします。一覧にない場合は「+」をクリックし、「アプリケーション」フォルダから選んで、オンにします。
  3. macOS から確認されたら、「終了して再度開く」をクリックします。アクセスを得るには、アプリの再起動が必要です。

許可を取り消す方法

同じパネルでアプリをオフにするか、アプリを選択して「−」をクリックし、一覧から削除します。アプリはすぐにアクセスを失います。

macOS が再確認を求める理由

2024年の macOS Sequoia で、Apple は、アプリが引き続き画面を見てもよいかを確認するリマインダーを追加しました。初期のベータでは毎週でしたが、リリース前に毎月に変更され、macOS 15.1 では、よく使うアプリについては確認が減ると説明されました。開発者からは、ScreenCaptureKit を使うアプリにも適用されると報告されています。それ以降の macOS での正確なルールは、Apple から公表されていません。

このリマインダーは、プライバシーのための機能です。忘れてしまったアプリが、いつまでも画面を見続けることを防ぎます。許可を続ければアクセスは保たれ、拒否すれば取り消されます。

画面の記憶のように、常に動いていることが前提のアプリにとって怖いのは、気づかないうちにアクセスを失うことです。よくできたアプリはそれを常に確かめていて、黙って止まるのではなく、あなたに知らせます。DejaVu はアクセスを定期的に確認しています。macOS が許可をオフにすると、DejaVu は一時停止し、メニューバーと通知でそれを伝え、再び許可すればすぐに再開します。すでに記憶にあるものが失われることはありません。

ときどき一覧を見直す

数か月に一度はこのパネルを開き、何がオンになっているかを確認しましょう。昔使っていた画面収録アプリ、もう使っていないビデオ会議アプリ、一度試しただけのユーティリティ。そうしたものはオフにしてしまいましょう。1分で終わる、Mac でいちばん簡単なプライバシーの習慣のひとつです。

DejaVu がこの許可を求める理由

DejaVu が画面に映っているものを記憶するには、画面収録の許可が必要です。許可がなければ、何も見えません。この許可は Mac の中だけで使われ(あなたの記憶が Mac の外へ出ることはありません)、音声を取得することもありません。直販版では、ウインドウのテキストをより正確に読み取るためにアクセシビリティも利用できますが、こちらは任意です。

DejaVu が見たものをどう扱うのか気になったら、DejaVu が残すものを決めるしくみをお読みください。

よくある質問

Mac で画面収録について何度も確認されるのはなぜですか?

macOS Sequoia から、アプリが引き続き画面を見てもよいかを確認する、定期的なリマインダーが加わりました。Apple は Sequoia のリリースを重ねる中で頻度を調整しましたが、それ以降のバージョンでの正確なルールは公表していません。許可を続ければ、アプリのアクセスはそのまま保たれます。

アプリに画面収録を許可するには?

「システム設定」›「プライバシーとセキュリティ」›「画面収録とシステムオーディオ録音」を開き、アプリをオンにして、macOS から確認されたら「終了して再度開く」をクリックします。一覧にない場合は、追加ボタンをクリックして「アプリケーション」フォルダから選びます。

画面収録が許可されているアプリを確認するには?

同じ「画面収録とシステムオーディオ録音」のパネルに、許可を求めたすべてのアプリが表示されます。オンになっているアプリは、画面を見ることができます。

画面収録の許可があれば、アプリは音声も録音できますか?

このパネルは画面とシステムオーディオの両方を扱いますが、実際に何を取得するかはアプリ次第です。たとえば DejaVu は、この許可を画面のためだけに使い、音声は一切取得しません。

出典

  1. macOS Sequoia will now prompt you monthly (not weekly) for screen recording permissions, 9to5Mac · 2024年8月14日
  2. macOS Sequoia 15.1 will prompt you less often for screen recording permissions, 9to5Mac · 2024年10月7日
  3. ScreenCaptureKit, Apple Developer

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